はじめての、お泊り

↓土曜の朝のぎんです。



いつものように、呑気に毛づくろい最中です。

この後自分に降りかかる災難など気付いてません。


えー、旅行に行くに当たって、ぎんは掛かりつけの病院に一泊二日させることに決めた訳です。
が、病院は本店と支店があって、日曜などは一人の医師で午前中は本店、午後は支店と回っているため
土曜→午前中にぎんを預ける
日曜→19時以降ぎんを引き取る

というスケジュールになりました。
初めてのお泊りなので、前日に病院に電話して必要なものを挙げて頂く
宿泊グッズは、以下の優先順位だそうです


1.ぎん本体
2.普段の主食(2日分)
3.お気に入りの食器
4.巣皿と卵

で、これにオヤツを加えて、金曜の夜に自分達の宿泊準備は置いてぎんのお泊まりグッズをそろえましたふう。
しかもぎん

金曜の18:1527個目を産みくださりましてもう
土曜日の9:30に医師にあずける際
「日曜の午前中に産むと思いまーす」
とアタマ下げてぎんを預けました。
その際医師が
「強肝剤とか必要な注射しておきますから」
とありがたい一言。


そしてぎんに別れを告げて、わしらは軽井沢へゴー
夕方、病院に電話をしたら、預けてから半日は落ち着かず、加えてクレオパトラさんもクックル鳴くため、挙動不審だったようです。
しかし夕刻になって落ち着き餌も食べ始めたとの事でまずはホッとしました。


翌日、ICを抜けたのが15時頃で、試しに医師に電話したらやっぱり支店にいたようで留守電。
仕方ないので、一度家に戻って洗濯して一休みして、また夕方ぎんを迎えるために車でゴー
19時に病院で、34時間ぶりにぎんと再会。
やっぱり午前中に卵産んだそうで、それからはずっと抱卵していたそうです。
見た目にもけっこう落ち着いていたので一安心でしたが、気になっていた事が一つ。
うん、鳥の注射って、どの部位にするのか今まで知りませんでした。
フトモモなのか尻なのか…とモヤモヤしていたら



この、赤丸で囲った部分に注射されました。肩のあたりですね。
写真の写りが悪いので分かりにくいのですが、注射された液が羽根の中に滲んで色が出ています。
数日もすれば、体内に吸収されるので、元の羽色に戻るそうですへー。
ちなみに、一泊二日+注射代込みで約4000円どした。
人間は宿代無料だったのに、ハトの方がお高いご時勢です(違


家に戻ってからのぎんは、まず餌をがっつき
少し経って、産屋に飛び乗ってまた卵を抱き始め
20-30分すると、ネムネム熟睡モードに突入しました。
慣れない環境での疲れが出たんでしょうね、早めに寝せました。
でも、ヘコんだり不安定になることも無く、すぐに落ち着いて良かったです。
暫くは旅に出ないから、安心してくれぎんちゃん。


余談
軽井沢では「野鳥の森」と言われる山の中をウロウロした訳ですが
野鳥観測の小屋がありまして、寂れてますが野鳥についての説明看板が小屋の中にあります。
その中で、森で一番良く見かけるシジュウカラさんの「お手柄」がありました。



昨今、街中でも良く見られる鳥ですが、数年前の職場にいたとき
敷地内にある八重桜に沸く毛虫を、数羽のシジュウカラさんが来て次々と食べていき
その年は毛虫に余り悩まされなかった事があります。
天然の害虫駆除の役割を果たしている訳ですね、えらいぞシジュウカラ