ツミなヤツだぜ

えー、昨日7/11の日記で

ウチの前に来ている猛禽類
の、話題を出しましたが。
もう少し、調べてみました


7/11の報告で、こいつはアシタカハイタカかもしれないと言いましたが、納得いかない点が二つ。

1.鳴き声が違う
2.もっと南に生息している

ここから、ハイタカに近い何かと思って色々調べた結果


「ツミ(雀鷹)」
であると、ほぼ決定。
参考リンクですクリックどぞー

私も始めて知った鳥ですが、ツミはハイタカの仲間で国内では最小のワシ・タカ類。(だから、雀鷹なんですね)
ウチの前に来ている鳥と一致する点は

1.羽根の柄そっくり
2.鳴き声そっくり
3.生息地にこの土地も入っている
4.針葉樹のてっぺんによくいる
5.最近、住宅街にも良く出没している

ここから、ツミに当選確実としました。

ネットで調べた限り、まだ幼鳥みたいです。大人になるともっと羽根の色にメリハリが出てくるみたい。

しかしまー、私がここに住んで5年目ですが
ツミを見たのは、今回が初めて。
なので当初懸念したのはですね

最近、猛禽類もペットとして取引されるようになって、一般家庭でも飼う方が増えてきたようです。
なのでもしかしたら、何処かで飼われていた鳥が逃げ出したのではないかと心配していたのですが
ツミはあくまで野鳥のため、その心配は無い。

まー、毎日のように小鳥を捕まえては松の上でお食事しているので、狩の腕は遜色ないと思われます。
自宅の前の植え込みにも、ツミがむしったと思われる獲物の羽根が落ちてたりするんですよね…たぶんヒヨドリ


な訳で、突然ツミが来訪した理由は、脱走ではないとしたら
考えられるのは、もう一つ。
実はウチの近辺、急激に開発ブームが進んでいて
周囲の山や斜面がどんどん切り開かれ、でかいマンション2件建設中。
じっさい、そこを縄張りにしていたキジバト夫婦が追い出されて、電線の上で困惑していたのを目撃しています…
そしてまた、もう一つの山も大々的に開発が開始されました。
・・・あくまで予測ですが、そこを根城にしていたツミが追い出されて来たのかなと考えてしまいます。

そう考えると、ツミっち(今からこう呼ぶ)も、中々辛い身の上です。

私に出来ることと言えば、松の上に佇むツミっちを温かい目で見守ることと
ツミっちの鳴き声で怯えるぎんを宥めながら

「罪なやつだねぇ・・・」
と呟くだけです








うはwwwぎんにダメダしされてしまいました。


まー、暫くはツミっちの奇妙な生活を観察して、ネタがあればこちらのブロクでも紹介いたします。

しかしですね、鳥の生息地をどんどん潰して自分達の生息地を広げていく人間が
一番「罪」なのかも、しれません